English
アクセス
診療予約
03-3378-3366
En
電話
うさぎの骨折
投稿日 2020.03.20
最終更新日 2020.03.20
うさぎの骨は、骨皮質(骨のうち表層を作っている部分)に薄い骨を持つのが特徴です。 体重に対して骨の占める割合を比べると、人間は18%、犬は14%、猫は13%に対し、うさぎはなんと7%しかありません。ジャンプ力の高いうさぎの骨がいかに軽量化されているかがわかりますが、それと同時にとても繊細で骨折を起こしやすいということに注意しなければなりません。
・高い場所からの落下、着地の失敗 ・人間に踏まれる、蹴られてしまうなどの事故 ・飼育環境に関連する事故 →ケージやドアに挟まる、すのこに肢を引っ掛ける、絨毯に爪をひっかけるなど ・保定に際しての事故 →抱っこを嫌がり暴れる、跳ねるときに上から押さえつけてしまうなど 主に上記のような理由が多く見られます。筋肉量に対して骨の量が少ないため、自分の筋力(いわゆる足ダンでも)で骨折を起こしてしまうことがあります。また、病気(上皮小体機能亢進症や骨粗しょう症、腫瘍など)に付随して起こるものもあるため、全身検査を要することもあるでしょう。
うさぎでは、脊椎(特に胸椎の終わり~腰椎)、後肢(脛腓骨、大腿骨)、前腕(橈尺骨)での骨折が多くみられます。四肢の骨折は肢の挙上や跛行の症状がよくみられ、脊椎の骨折により神経の損傷が起こると、下半身の麻痺や排尿障害が生じることもあります。きっかけとなることが不明であっても、普段と違う歩き方や動きが少ないと感じるときには、速やかに病院を受診しましょう。
病院では、問診や一般的な身体検査のほかに、神経学的検査(体の反射など神経の働きを調べる検査)やレントゲン検査、CT検査などを行う可能性があります。 症状に合わせて検査内容をご提案致します。
骨をピンやプレートで固定する手術、バンテージでの固定、ケージレスト(動きを制限すること)などがあります。骨折した部位や受傷部位の状態、うさぎの年齢や一般状態などにより、どの治療方法を取るかをご家族様と相談しながら決めていきます。
事故を防ぐためにご家族が気を付けられることは、 ・正しい触れあい方 抱っこの仕方をマスターする ・うさぎを高いところに乗せない ・ケージ内の段差をなるべくなくす →中にはケージ内のロフトやトイレの段差で骨折してしまう子もいます。 日頃から運動も大切ですが、高齢の子や病気やケガでうまく動けない子、臆病な性格の子などには注意が必要です。その子に合った環境づくりを心がけましょう。
うさぎの里親募集
うさぎのソアホックとは
うさぎが食べない、うんちがでない
うさぎ専用のお部屋をご紹介 ―写真で院内ツアー
うさぎにあげたい野菜とあげてはいけない野菜について
うさぎさんが「うれしい」こと
グループ病院一覧
日本動物医療センター
東京都渋谷区本町6-22-303-3378-3366
JAMC(日本動物医療センター)グループの基幹病院です。先進医療、365日24時間対応。24時間体制での治療・看護。CT完備。毎週水曜日は休診(救急は常時受け入れます)。
麻布十番犬猫クリニック
東京都港区麻布十番 2-8-5-40103-3457-8612
皮膚科学会の認定医が在籍しています。
原宿犬猫クリニック
東京都港区麻布十番 2-8-5-40103-3408-8612
女性の獣医師院長が在籍し、ご家族様との健康的な生活をサポートします。
麻布十番犬猫クリニック 宮古島分院
沖縄県宮古島市平良西里928-1-1030980-79-8612
本院にて豊富な経験を積んだ獣医師が診療を担当しています。トリミングも実施。
当院は年中無休で24時間救急診療に対応しています。ご家族様と動物たちへ「常に安心」をお届けします。
日本動物医療センターグループ本院
東京都渋谷区本町6-22-3(新宿駅から2駅の幡ヶ谷駅から徒歩7分)
通常電話受付:9:00〜20:00(水曜日休診)対応:i-pet損害保険、アニコム損保、ペット&ファミリー少額短期保険。各種クレジットカード
Japan Animal Medical Center 6-22-3 Honmachi Shibuya-ku, Tokyo
(c) JAPAN ANIMAL MEDICAL CENTER All Rights Reserved.