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猫の毛玉・抜け毛対策~サマーカット~
投稿日 2017.06.07
最終更新日 2017.06.07
長毛の猫を飼っている方なら一度は経験したことがあるのではないのでしょうか。 そう、毛玉です。長毛猫の毛は、細くて長いので絡まりやすく、こまめにブラッシングをしていてもすぐに毛玉になってしまいますよね。特に擦れやすい足の付け根の内側、尻尾、耳の後ろなどのできやすいところはブラッシングが難しく、毛玉を切ろうと思って家ではさみをつかってみたらケガをさせてしまったという苦い経験のある方もいらっしゃると思います。 猫ちゃんのご機嫌によってはブラッシングすらさせてくれないので、毎回トリミング施設で毛玉のカットをしてもらうけど、またすぐにできてしまうという話も聞きます。 そのような猫ちゃんと飼い主様にお勧めしたいのが、「猫のサマーカット」です。
夏の暑い時期を意識して、毛を普段より短くカットすることです。犬では比較的一般的でいろいろなカットがありますが、猫のサマーカットと聞いて、どんなものを想像しますか? そもそも、猫にサマーカットなんてできるの?と思う方もいるかもしれません。 実際、そういった質問を聞かれることがあります。 「全く想像つかないわ」とか、「犬だけじゃないのね」などいろんなご意見があります。 当院付属のトリミング施設cocoeでの「猫のサマーカット」は、頭部と四肢先、尾の先を残し、他は全てバリカンで刈るカットです。 猫のサマーカットがどんなものかというと、手足の先を残して靴下を履いているような感じにし、尾も先だけを残しライオンの尻尾のようなカットにします。顔は残しますが、丸く整えて可愛く仕上げます。 要望によっては、顔を丸く整えず、そのままにしたり、尾も全部刈ったりと少し内容を変更することはできます。また、毛玉になりやすい胸から腹だけバリカンをかけるような部分的なカットもございます。
猫のサマーカットの目的は、暑さ対策というよりは、猫の皮膚・被毛の健康を維持するとともに、一緒に生活しているご家族が快適に過ごせることです。
もちろん、飼い主様からサマーカットにして欲しいとのご要望はありますが、私達トリマーがおすすめしているのは次のような猫たちです。 ・毛玉がよく出来る長毛猫 ご自宅でのブラッシングは意外と難しいもので、根本からしっかりとかせていないとすぐに毛玉になってしまいます。一度毛玉ができるとどんどん大きくなり、皮膚にしっかりついてしまうことがあります。そうなると、毛玉と皮膚に隙間がないため、無理に取ろうとすると皮膚を傷つけてしまいます。 毛玉ができやすいのは、長い毛が絡むからです。短くカットすることで、毛玉ができにくい時期を長く維持できます。 実際一度カットしてみて、手入れの楽さを実感し、続けておられる方もいらっしゃいます。 ・短毛でも自分でグルーミングがうまくできず、毛玉ができやすい猫 短毛の猫たちは基本的には自分で毛を舐めて整えることができるため、毛玉になることはあまり多くありません。ただ、健康になんらかのトラブルを抱えている猫の中には、自分でグルーミングがうまくできずに毛玉になってしまったり、それが原因で皮膚病になってしまったりする猫がいます。健康トラブルを解決することがまず大切ですが、皮膚の衛生さを保つためにご提案することもあります。Cocoeは病院付属のトリミング施設なので、獣医さんと相談しながら処置を進めることができます。 ・抜け毛が多くてケアが大変 特に季節の変わり目の抜け毛の多さは、猫と一緒に暮らしている方には共通のお悩みでもあると思います。サマーカットによって、毛のボリュームが減りますので、お部屋の抜け毛対策にもなりますが、それとともに、多くの毛をグルーミングで飲み込んでしまう猫にとって、消化管に毛玉がつまる「毛球症」の対策にもなると思われます。
これまで取り上げているように、サマーカットによるメリットはたくさんありますが、デメリットもあります。 ・稀に全身にバリカンをかけると、生えそろうのに時間がかかる子がいます。まばらに生えてきたりする子もいます。 ・繊細な子は、サマーカットに慣れず、違和感やストレスから普段以上のグルーミングをしてしまうことがあります。 ・普段は毛でおおわれていて、皮膚が直射日光にあたることはあまりありません。そのため、外出する猫や、日向ぼっこが好きな猫では皮膚に影響があるかもしれませんので、施術前に相談してもらうとよいでしょう。 ・猫のサマーカットはみための印象も変わります。
「美しく健康に長生きする」をモットーに、従来の美容のみの提供の枠を超えた 医療と美容のトータルサポートを行う美容サロンです。
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